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オレオレ詐欺防いだ毎日新聞記者に感謝状

2017.07.12

 オレオレ詐欺の被害を防いだとして、毎日新聞大阪本社写真部の平川義之記者に大阪府警豊中署から7月4日、感謝状が贈られた。犯人側と電話している高齢女性に声をかけて被害を食い止めた。平川記者は「特殊詐欺は身近に起きている犯罪だと思った。おかしいと思ったら声かけした方がいい」と振り返った。

 同署などによると6月21日午前9時過ぎ、大阪府豊中市の無職女性(68)宅に息子を名乗る男から「女性を妊娠させてしまった。慰謝料を支払わないといけない」と電話があった。女性は金融機関で現金400万円を引き出し、指定された市内のコンビニエンスストアに向かった。

 勤務帰りにコンビニに立ち寄った平川記者は、店の前で「店に着いたが、どこにいるのか」「金を渡せばいいのね」と携帯電話で話す女性を見かけた。以前、特殊詐欺の被害に遭いそうになった高齢者を取材したことがあり、現金の受け渡し場所に遭遇したと確信。「詐欺ではないか。警察に電話した方がいい」と伝えた。

 だが、女性に「『そばに人がいると受け取りに行けない』と言っているから離れてほしい」と言われ、店内から110番通報した。女性はバイクでその場を離れたが、署員がバイクを探し出し、女性を説得した。

 感謝状を贈った松浦光治署長は「率先して声をかけてもらい、大変ありがたい。説得しても『詐欺ではない』と言う人もおり、見かけたらまず110番通報してほしい」と訴えた。

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