集英社、富裕層向け女性誌創刊 「シュプールリュクス」9月1日

2006年5月23日

 集英社は9月1日、年4回刊のライフスタイル誌「シュプールリュクス」を創刊する。これまでシュプールの増刊として2回発売した。買い物好きなニューリッチと呼ばれる新富裕層にターゲットを絞り、発行部数は3万部を予定。

 

 5月19日、同社会議室で開いた発表会で広告部・石曽根慎一部長は「シュプールは今年で17周年を迎えるが、さらに進化した新雑誌を創刊する。一般消費者とは異なる、富裕層に向けた雑誌。富裕層は増加傾向にある」と説明。第8編集部・今薗憲一部長は「一昨年のマキアに次ぐ新雑誌。ターゲットメディアという言葉をよく聞くようになったが、確実にターゲットを絞って矢を射る時が来たと認識している」と述べた。

 

 続いて、シュプール・野村英里編集長が創刊に至る経緯、コンセプトを紹介。「シュプールの読者は30代後半にさしかかり、経験、目利きもあり、所得も増えてきている年代。また、本物と偽物のアクセサリーを一緒に身につけるなど、ハイアンドロー感覚を持つ。こうした読者をターゲットにする」と説明した。

 

 3、6、9、11月の1日発売。B4変型判、無線とじ、定価1000―1500円。

 

 〈広告料金表〉 表2見開き=400万円、特表2見開き=380万円、目次対向4C1P=180万円、表3見開き=360万円、表4=280万円。