江戸文化歴史検定、成績優秀者を表彰 次回は「東海道五十三次?

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2009年1月15日
江戸文化歴史検定協会(江戸東京博物館・小学館・小学館集英社プロダクション)は1月10日、東京・墨田区の江戸東京博物館で、第3回の江戸文化歴史検定合格者のうち特に優秀な成績を収めた7氏を特別表彰するとともに、今年秋実施予定の第4回検定のお題が「東海道五十三次?江戸の旅」であることを発表した。江戸文化歴史検定協会・竹内誠会長(江戸東京博物館)は、優秀成績者を「僕だったらとてもできないエキスパート」と評価し、合格率5%の難関だった1級合格者(41人)のうち、男女の最高得点者と最も若い男女の4氏に、2級合格者の外国人、最年少・最年長の、合わせて7氏に表彰状と記念のトロフィーを贈った。この後、今年のお題として?「東海道」にスポットを当て、江戸時代の交通や旅文化に注目?『東海道中膝栗毛』の全8編刊行から200年目、等を理由に「東海道五十三次?江戸の旅」を第4回検定のお題とすると発表した。これに合わせて、今後お題を学習するうえで参考となる書籍を検定協会から指定する。また、第4回検定から2、3級のテキスト出題範囲など試験要項の一部を変更する。これにともなって2級向けの公式テキスト中級編が6月中旬に小学館から刊行される。