朝日新聞出版は8月4日、分冊百科週刊『国宝の美』(全50冊)を創刊する。創刊号では、「阿修羅像」を特集。以降、2号は「風神雷神図」、3号は「平等院鳳凰堂」、4号は「釈迦三尊」、5号は「慧可断臂図」、6号は「姫路城」、7号は「曜変天目茶碗」、8号は「源氏物語絵巻」となっている。
6月7日まで、東京・台東区の東京国立博物館で「国宝 阿修羅展」が約2カ月間行われていたが、会期中は同博物館の日本美術の展覧会として史上最多となる94万人強の来場者があったという。
毎週火曜日発行、発行部数は現在のところ未定。創刊号のみ2週間販売し定価は400円、2号以降は580円。
A4変型判、逆中綴じ、オールカラー38ページ(創刊号50ページ、2・3号42ページ)、綴込付録として、創刊号には国宝鑑賞の手引、2号は国宝所蔵先別地図が付く。
ファイルボックス型専用ファイルは1巻につき本誌10冊収納することが出来る。通常価格1200円(税込)だが、10月31日まで創刊サービス価格900円(税込)。