出版科学研究所によると7月の書籍・雑誌販売額は前年同月比4・1%減の1216億9400万円。6月に続いて2カ月連続で4%台の落ち込みになった。
書籍の販売額は478億6300万円、同5・2%減、販売部数は4102万冊、同3・3%減。廉価な文庫は堅調だが、単行本のヒットが乏しいため発行金額も0・2%減とマイナス。
新刊点数は6690点、同0・8%減、新刊の発行部数は2964万冊、同1・2%減、注文品を含めた出回り部数は7873万冊、同2・7%減。平均価格は新刊が1128円、同1・1%増、出回りが1130円、同2・4%減。
雑誌の販売額は738億3100万円、同3・4%減、販売部数は1億4926万冊、同4・6%減。
月刊誌の販売額は572億4500万円、同2・7%減、販売部数は9970万冊、同2・6%減、返品率は40・4%、同0・9ポイント増。週刊誌の販売額は165億8700万円、同5・8%減、販売部数は4956万冊、同8・5ポイント減、返品率は31・0%、同1・6ポイント減。