米国のBuzzFeed(バズフィード)社とヤフーは、合弁事業会社「BuzzFeed Japan株式会社」(以下BuzzFeed Japan)を設立し、今冬、日本向けBuzzFeedを創刊する。8月18日発表した。 昨今、スマートフォンやソーシャルメディアの普及により、ユーザーとニュースなどのコンテンツの接触点は多様化している。そうしたことを背景に、BuzzFeedとして初めてとなる現地企業との合弁事業会社「BuzzFeed Japan」は、BuzzFeedの持つソーシャルメディアと親和性が高いコンテンツ制作技術や「Yahoo!ニュース」の持つ知見やトラフィックを生かし、日本のユーザーのニーズに合わせたニュースメディアを提供する。 創刊するニュースメディアは、独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイル記事を中心に、ソーシャルメディアで拡散されやすいコンテンツなどを提供していく。また、同メディアは「Yahoo!ニュース」のコンテンツパートナーとして、「Yahoo!ニュース」にコンテンツ配信を行う。 広告領域においては、BuzzFeed Japanが提供する広告の独占販売権をヤフーが持つ。広告主および広告会社と広い接点を持つヤフーの強みを生かし、メディアコンテンツを活用した広告を提供していく予定。 BuzzFeed(http://www.buzzfeed.com/http://www.buzzfeed.com/)は、オリジナルニュース、エンターテインメントコンテンツやビデオコンテンツの制作、配信を行うグローバルメディア企業。広告の領域でも、ソーシャルメディアへの最適化とテクノロジーに基づいたコンテンツ重視の制作方針を明確にし、新しい広告のあり方を提唱しる。現在では全世界でのBuzzFeedのユーザー数は月間2億人以上、ビデオ視聴回数は月間15億回にのぼる。
BuzzFeedとヤフー、今冬、日本向けにBuzzFeedを創刊
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2015年8月18日