【熊本地震関連】日本野球連盟、義援金を毎日新聞東京社会事業団に寄託

2016年6月2日
 熊本地震の被災者支援のため、日本野球連盟(JABA)は5月19日、義援金100万円を毎日新聞東京社会事業団に寄託した。毎日新聞東京本社を訪れたJABA・市野紀生会長が、同事業団理事長の毎日新聞社・朝比奈豊社長に目録を手渡した。

 寄託後の懇談で市野会長は「被災地にあるチームは都市対抗予選に参加できないのではないかと思っていたが、チームや選手の野球に対する思いは強かった。選手は復旧業務でもよくがんばったと聞いています」と話し、「東京ドームでの都市対抗大会では、在京の九州出身の人たちにたくさん応援に来てほしい」と述べた。

 朝比奈社長は「被災地は『がんばろう熊本 がんばろう九州』を掲げて復興に取り組んでいます。野球が人を元気づける力は大きい。都市対抗大会の報道などを通じて明るい話題を提供したい」と応じた。

 JABAではこのほかにも、社会人野球の開催球場での募金活動や各地区連盟単位での義援金の取りまとめなどを行っており、被災地に順次送ることにしている。