朝日新聞社の100%子会社で、コンテンツマーケティング支援事業を展開するサムライト(東京・渋谷区、池戸聡代表取締役)は11月17日、企業の中長期的なブランディング醸成のサポートをさらに強化し、コンテンツマーケティング支援体制を強化するため、ユーザベース(同・同、代表取締役社長〈共同経営者〉=新野良介・梅田優祐)のグループ会社であるニューズピックス(同・同、梅田優祐代表取締役)が運営する経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」のブランドアカウント販売・運用に関するパートナーシップ契約を締結した。 企業のマーケティング施策として、企業が自社のオウンドメディアを立ち上げコンテンツを制作・配信する「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法が定着してきている。その一方で、オウンドメディアを立ち上げてコンテンツを制作するものの、ターゲットユーザーに対してコンテンツが届いてない、もしくは認知さえされていないなど、コンテンツの流通部分に課題を抱えている企業が多い。 こうしたことから、企業がコンテンツの流通施策の一環としてNewsPicks内に公式アカウント(ブランドアカウント)を開設することで、若手ビジネスパーソンを中心とするNewsPicksユーザーにコンテンツを届けることができるようになるという。 また、ユーザーが記事にPick・コメントをすることで、NewsPicks内をはじめ、連携しているFacebookやTwitter上での拡散ができるため、さらなる認知拡大も期待できるとしている。 今回のパートナーシップ締結により、サムライトが販売代理店としてNewsPicksのブランドアカウントの販売を行う。また、ブランドアカウントの運用もサムライトが専属で行うことで、パフォーマンスの最適化も可能となるという。 朝日新聞社のメディアビジネス局が9月26日から、NewsPicks内に公式アカウント「Asahi Biz Station」を開設、第1弾として「国公立大学が創る未来」をスタートさせているなど、先行事例もある。