朝日新聞社は12月から、シニア世代の日々の暮らしを応援し、人生を充実させるための会員制サービス「朝日新聞Reライフサポート」を始めた。旅・グルメ・レジャー・エンタメなどの各種優待サービスが満載の「人生充実コース」、家のトラブルへの緊急かけつけ、ハウスクリーニングや家事代行などが優待価格で受けられる「くらし安心コース」の2種類。前者のコースは、企業向け福利厚生事業で実績があるベネフィット・ワン(東京・新宿区、白石徳生社長)と、後者のコースはジャパンベストレスキューシステム(本社=名古屋市、東京本部=千代田区大手町、榊原暢宏代表取締役)などと業務提携し、サービスを提供する。 「人生充実コース」は旅・グルメ・レジャー・エンタメなどのサービス・商品を優待価格で購入・利用ができるもので、取扱件数は100万件以上。電話相談を充実させた。レジャーやグルメの予約を電話で受け付けるほか、要望や予算に応じて宿を探したり、レストランで使える割引クーポンを得受けて自宅に届けることもできる。 「くらし安心コース」は水回りや鍵、ガラスのトラブルが生じたら、24時間365日、無料で緊急にかけつけるサービス。ハウスクリーニングや家事代行などの生活支援サービスを優待価格で提供する。電球交換、給湯器の不著、建具の不具合、庭の手入れ、風呂場や換気扇の掃除、エアコンクリーニング、家事代行まで、専門業者を紹介し、一般価格の3割引で利用できる。 会費は両コースとも「月次会員」(ウェブ申し込み・クレジット決済=ウェブ会員)は月会費400円(税別)、「年次会員」(同・同=同)は年会費3980円(税別)で、いずれも朝日新聞ID(旧・朝日新聞JPass)が必要。また、電話申込・コンビニ振込の「年次会員」は年会費4800円(同)。 月次会員、年次会員とも入会の翌月から会費が発生する。また、朝日新聞を購読していなくても会員にはなれるが、 紙面やWeb上などでキャンペーンなどの告知も行っていくので、「購読していたほうがより便利に使える」としている。