毎日新聞とイースト、アプリ「毎小ニュース&漢字ドリル」発売

2017年1月23日
 毎日新聞社とイースト(東京・渋谷区、熊野哲也社長)は、iPad用アプリ「毎小ニュース&漢字ドリル」を共同で開発し、1月23日、App Storeで公開した。同アプリは、毎日小学生新聞の日々の記事を受信して読むだけではなく、記事が、手書き文字で解答する漢字書き取り問題となる有料のデジタル教材だ。

 毎日小学生新聞から配信される記事は、平日は5~6点、それ以外は1点。実際の記事を使って漢字の書き取り問題を出題し、ふりがなで表示された語句を、一字ずつ手書きで記入(解答)する仕組み。記事はジャンル別に分類され、読みたい記事が探しやすくなっているほか、アプリに学年を登録すると、その学年で習う漢字が出題される。

 アプリのダウンロードは無料だが、利用するには1カ月または6カ月の定期購読(アプリ内課金)が必要。1カ月の場合900円(税込、1週間のお試し期間付き)、6カ月は4800円(税込み)。

 このアプリは公開前に、香川県小豆島の土庄町立土庄小学校で研究授業の中で試用された。同校は、デジタル教材・機器の活用を研究している東京学芸大学「デジ読評価プロジェクト」の研究実践協力校としても知られている。

 実際にアプリを使った4年生からは「スポーツのニュースに興味があるから楽しくできる」「勉強が楽しくなるかもしれない」「4年生までに習った漢字がたくさん出てきて(復習ができて)便利」「毎日記事が変わるので、明日はどんな記事がでるだろうとワクワクする」などの感想が寄せられたという。