日本インタラクティブ広告協会、国際ネットワークに加入

2017年2月1日
 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は2月1日、米国のインタラクティブ広告業界団体Interactive Advertising Bureau(インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー、本部:ニューヨーク、以下IAB)のライセンスを取得した。43カ国目の組織として、IABグローバルネットワークに加わる。

 今後JIAAは、グローバルネットワークにおいて「IAB Japan(JIAA)」と称する。

 JIAAは2014年からIABとの連携を開始。政策・プライバシー、測定・ビューアブルインプレッション、不正広告といった課題について、インターネットでの会議やJIAA幹部のニューヨークIAB本部への訪問などを行ってきた。

 今後、JIAAは改めてIABと緊密な連携を進める。デジタル広告業界のグローバルな基準の作成、およびガイドラインの利用促進、より良い広告の開発、消費者体験の向上、そして日本市場におけるデジタル広告業界の発展と信頼の確保などに努めていく。

 IABは、IAB Japan(JIAA) を含め、世界43カ国と1地域(IABヨーロッパ)に設置されている。各団体は、ガバナンスや財務の透明性を確保しつつ、デジタル広告業界の発展のため、国内市場のニーズに合った定款のもと、それぞれ独立した組織として運営されている。