朝日新聞社、竹中工務店、朝日ビルディングが大阪・北区中之島地区で開発を進めてきたツインタワーの西棟が完成し、先に開業した東棟とあわせて4月17日「フェスティバルシティ」として街開きされる。 商業ゾーンの「フェスティバルプラザ」は両棟で49店舗が営業、また西棟では、企業、事務所がオフィスフロアに順次入居していくほか、今夏にはヒルトン・ワールド(米国)の最高級ホテル「コンラッド大阪」が開業する。さらに朝日新聞社の創業者・村山龍平氏が集めた美術品を収蔵している香雪美術館(兵庫県)の分館も開館を予定している。 朝日新聞社・後藤尚雄常務取締役大阪代表は「計画発表から約10年、いよいよ『フェスティバルシティ』が誕生する。中之島に文化芸術、ビジネス、学術の施設が集まり、シティは中之島を象徴する存在で、新たな街づくりの牽引役を務めていく。創造性あふれる情報を発信し、大阪の魅力づくりに地域とともに取り組んでいきたい」とコメントしている。