JTBパブリッシングは6月15日に港区・赤坂にある、赤坂バル横丁内に同社初の直営飲食店舗editor’s fav「るるぶキッチン」をオープン。同21日にプレスレセプションを実施し、多くのメディア関係者で賑わった。 同店は「るるぶ」をはじめ、旅行ガイドブックを手掛ける同社が、全国各地の取材で知った各地の食材や料理を、リアルの場で提供するバルスタイルの飲食店。 全国各地の食材を使用し、季節ごとにメニューが変わる「グランドメニュー」と、2~4週間サイクルで変わる、限定した地域の食材を使った「特集メニュー」の2パターンを提供。 特集メニューは料理だけでなく観光情報も添えるなど、ガイドブックの体裁になっており、どちらのメニューも持ち帰ることができる。 「特集メニュー」の第1弾として、宮古産のイクラを使用した「醤油漬けイクラとすりおろし林檎のあえもの」など、岩手県宮古市をテーマにしたメニューを揃え、7月15日以降は伊豆をテーマにした特集メニューを予定している。 ドリンクには日本産のぶどうを100%使用した「日本ワイン」を10種類以上常備。料理、ドリンクともに「日本」にこだわったメニュー構成にしている。 さらに同店で使用している調味料だけでなく、特産品や銘菓なども購入することができる。 同社・マーケティング本部の青木洋高氏は、「この店をひとつのメディアをとしてとらえている。お客様が日本の各地域に関心を持ち、もっと地域のことを知りたい、旅行に行ってみたいと思ってもらえる店にしたい」と話す。 赤坂バル横丁内には餃子やカレーなど同店を含む、バルスタイルの飲食店が9店舗入っている。