朝日新聞社と毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社の3社は10月5日、スマートスピーカー「Google Home」(グーグルホーム)に音声ニュース配信を開始することを発表した。朝日新聞は同日から開始、毎日新聞・スポニチは6日からそれぞれサービスを開始する。これによって「OK Google、○○新聞のニュースを聞かせて」などと呼びかけることで、対応する新聞社の音声ニュースを聞くことができる。 Google Homeは、Googleアシスタントを搭載した音声で動作するスピーカー。「OK Google」と声をかけるだけで、利用者の知りたいことや、やりたい事を Google がサポートする。音楽を流したり、検索したり、住居内のスマートデバイスを操作することもできる。 朝日新聞は、Google Homeへの音声ニュース配信開始のタイミングで、音声ニュースアプリ「アルキキ」を「朝日新聞アルキキ」に名称変更した。毎朝6時にGoogle Homeに配信する音声ニュースは、朝刊編集長が朝刊からピックアップした「今日の大事なニュース」で、記事の要点のみをコンパクトにまとめ、約4分の音声ニュースとして聞くことができる。 一方、毎日・スポニチは「毎日新聞 Broadcast by Voicy」「スポニチBroadcast by Voicy」を配信。ニュースコンテンツの音声化には、音楽放送のプラットフォーム「Voicy(ボイシー)」(?Voicy運営)が協力した。毎日は主要ニュースの中から毎朝5本を、スポニチはプロ野球の結果など注目スポーツのニュースをそれぞれ選び、配信する。