産経記者自ら仕込んだオリジナル酒「佐渡 学校蔵発 辛口産経」今年も発売

2017年11月13日
 産経新聞社が今年もオリジナル酒「佐渡 学校蔵発 辛口産経」を製造、産経ネットショップで発売中だ。720ミリリットルで2300円(消費税、送料、箱代込み)。新潟支局の記者が佐渡の酒蔵「尾畑酒造」(佐渡市真野新町、平島健社長)が進める「廃校を活用した酒造り」を取材し、会社全体でその趣旨に賛同し、応援しようと取り組んだもの。

 尾畑酒造は、旧・西三川小学校を改造し、酒造りの場として2014年に運営を開始。学校蔵では「酒造り」「学び」「交流」「環境」の4本柱を掲げ、島内外の交流や酒造りを学べる場としても活用している。

 15年末、新潟支局の市川雄二記者が学校蔵を取材したことをきっかけに産経新聞社として学校蔵でタンク一本の仕込みをするプロジェクトがスタートし、昨年第1弾を製造。発売後わずか10日で完売した。2年目となる今年は若手の松崎翼記者が田植えから取り組み、8月には1週間泊まり込んで杜氏の指導を受けながら仕込み作業、さらに搾り、瓶詰めに参加した。

 紙面では7月から随時連載「島を歩く 酒を造る~翼の佐渡島日記」、WEB版「産経ニュース」では8月から10月まで毎週日曜日に「WEB版 島を歩く 酒を造る」を連載して、酒造り体験とともに佐渡島の魅力を紹介してきた。

【商品概要】
 ▽原材料:佐渡産酒米「越淡麗」100%の純米無濾過原酒(酒造免許の関係で分類はリキュール)▽精米歩合=60%▽アルコール度数=19度▽日本酒度=+13.5(プラスの数字が大きいほど辛い。通常は+4を超すと辛口と呼ばれることが多いため、+13.5は大辛口)▽製造本数=約1800本(本数限定)▽販売=産経ネットショップ  https://sankeishop.jp/