日経電子版、Slackとの連携サービスを開始

2017年11月17日
 日本経済新聞社は、「日本経済新聞 電子版」と、米Slack Technologies, Inc.(カリフォルニア州サンフランシスコ)のビジネスコラボレーションツール「Slack」との連携サービス「Nikkei for Slack」を始めた。Slack上に日経の注目ニュースや興味のあるトピックに関係したニュースを表示する。会話形式のチャットボットで意見のやりとりに馴染みやすく、職場での知識の共有や、コミュニケーションの活性化に役立つという。

 Slackは米シリコンバレーの企業を中心に支持を集めているビジネス用チャット。メッセージをやりとりする際に、返信希望や重要度などをきめ細かに設定できるほか、絵文字、ファイル共有やタスク管理など他のツールとの連携など、円滑に仕事をするしくみがある。現在、世界で600万人以上の利用者がいる。 

 日経は働き方の効率化も進めており、エンジニアを中心に企画や営業、編集など社内の幅広い部門でSlackを活用してる。今回のサービスは、普段からSlackを使っているユーザーの視点から開発した。 

 Nikkei for Slackの機能は▽朝夕刊の定期配信(その日の大事なニュースを届ける朝刊・夕刊。中でも特に重要な1面の記事を届ける)▽人気急上昇ワードの定期配信(日経電子版での検索回数が増えているキーワードと、関連記事を届ける。ビジネスパーソンの関心事がわかる▽登録キーワードの自動配信(興味のあるキーワードを登録しておけば、関連する記事が公開されるとお知らせする)などがある。

詳しくはhttp://pr.nikkei.com/nikkei-bot-for-slack/