公益社団法人日本印刷技術協会(略称=JAGAT、塚田司郎会長)は、メディアビジネス展示会「page2019」を2月6日(水)から8日(金)に、東京・豊島区のサンシャインシティコンベンションセンターで開催する。全体テーマである「デジタル×紙×マーケティング」を通して「新しい印刷の価値」を生むためのヒントや、それを実現するために必要なものは何かを議論する。このほど、毎日開かれる基調講演の内容が決まった。 2月6日(水)10時~12時 【基調1】実践!デジタル×紙×マーケティング モデレーター:アウトブレインジャパン・アビームコンサルティング 本間充 スピーカー:IDOM(中古車のガリバー)目黒友/HIDE 水谷博明/(総合司会)JAGAT 郡司秀明 中古車販売で成果を上げているIDOM(ガリバーフリマ等を展開)のB2C事例、クラウドセキュリティサービスで定評のあるHIDEのB2B向けアプローチ事例、グーフのようなサポート会社がマーケッターのためにどのような活躍をしているか、具体的な事例から議論する。モデレーターは長年マーケティング手法を模索してきた本間充氏。 2月7日(木)10時~12時 【基調2】経営シンポジウム「組織マネジメント」に必要な次世代経営リーダー、マネージャーの役割 基調講演・モデレーター:PROJECT INITIATIVE 藤田勝利 スピーカー:ウエマツ 福田浩志/東京個別指導学院 早川剛司 ドラッカーに師事した藤田勝利氏を迎え、「いかに会社を好きになれるか」「時代のニーズに即したマネジメント」「会社を変える経営者のマインドチェンジ」「現場ミドルマネージャーの役割」についてディスカッションを行う。今回はあえて「印刷会社の経営者×発注者側のマネージャー」という異色の掛け合わせで化学反応を期待したい。 2月8日(金)10時~12時 【基調3】企業価値を高める工場見学~小説「本のエンドロール」、味の素社、DTP現場から~ スピーカー: 味の素 山本恵裕/豊国印刷 岡田秀樹/東洋美術印刷 丸山博司/JAGAT 藤井建人 制作・印刷出版・デザイン系の無形的な業務において、舞台裏を伝えていくことは製品の真のコストを知ってもらうにも、ファンをつくるうえでも有効ではないか。小説の取材先となった豊国印刷、工場見学の評価方法開発に取り組んだ味の素社、独自性ある工場見学の東洋美術印刷の事例から、需要を創出する工場見学や伝え方の手法を議論する。 参加費は1万6200円(税込・事前申込価格)※複数申し込みによる割引あり。 イベントに関する問合せ先は、日本印刷技術協会研究調査部印刷総合研究会(電話03・3384・3113/FAX03・3384・3168/https://www.jagat.or.jp/cm)