紀伊國屋書店は11月29日、第116期定時株主総会(09・9・1~10 ・8・31)を開き、売上高は前期比1・32%減の1129億9979万 円、売上総利益は同3・98%減の250億8271万円だったが、一般管理 費を同0・93%減の241億8735万円に抑え、有利子負債の圧縮による 支払利息の軽減などで、経常利益は3億5170万円、当期純利益は2億3万 円と3期連続の黒字を達成した。 役員改選では、新取締役に武藤和雄営業総本部東京営業本部長、新社外取締役 に角川GHD取締役の松原眞樹氏が選任された。松原治会長兼CEO、乙津宜 男副会長、鎌田芳蔵常務、西口孔太郎常務は退任した。 その後の取締役会で山本勉専務情報システム部、経理部担当が副社長に、藤則 幸男取締役営業総本部ライブラリーサービス営業本部長が常務にそれぞれ就い た。