マンガ図書館Z 電子書店へのコンテンツ本格配信開始

2019年7月19日

 Jコミックテラスは7月18日、「Zオフィシャル作家」作品の電子書店への本格配信を開始したと発表した。約240名の作家の約1900冊が対象となる予定。グループ会社のメディアドゥの配信システムを活用することにより、メディアドゥの主要取引書店の7割以上が配信対象になるという。


 「マンガ図書館Z」は、過去に出版された作品を再び世に送り出すために、ビューア上に広告を付けてWebやアプリ上で作品を公開し、ユーザーは無料(一部有料含む)でマンガを読むことができ、同時に収益を作者に還元する取り組み。


 2011年にサービスを開始し、15年に「マンガ図書館Z」と改称。登録作家数、作品数を増やしており、19年5月末時点の登録数は約3600作家、約1万2600作品となっている。


 「マンガ図書館Z」は以前から電子透かし入りPDFやオンデマンド印刷作品の販売を行い、作家への収益還元をおこなってきた。電子書店へのコンテンツ本格配信開始により、作家に還元する収益の増加を目指す。

 

漫画図書館(https://www.mangaz.com/