日本経済新聞社「ながら日経」スタート 耳からも情報取得

2019年7月22日

 日本経済新聞社は7月22日から、音声ITスタートアップの株式会社Voicyが運営するボイスメディア「Voicy」内に専用チャンネルを開設する。番組名は「ながら日経」。電車で通勤・通学しながら、家事をしながら、あらゆる「ながら時間」に経済を中心とした最新情報を入手できる。

 

 日経とVoicyは今年1月に業務提携し、相互の強みを生かした新しいサービスの開発・運営について共同で検討してきた。今回が第1弾サービスとなる。

 

 「ながら日経」は、日経電子版で人気の記事を中心に読み上げる。月曜から土曜まで、日替わりのパーソナリティがそれぞれの声の個性でニュースを届ける。

 

 8月からは新チャンネル「ヤング日経」も開設し、若者向けに「これだけは知っておきたい」ニュースを伝えるとしている。

 

 同社では、「今後も順次、年齢層や時間帯に応じたコンテンツ配信を進める。スマートスピーカー(AIスピーカー)の活用にも取り組む。両社のノウハウを組み合わせることで、従来の文字や画像を中心とした『目からの情報取得』に、音声による『耳からの情報取得』も加えた新しいサービスを実現していく」としている。