神奈川新聞社 10月から1部売り10円値上げ

2019年9月10日

 神奈川新聞社は9月4日、10月1日から駅売店、コンビニエンスストアなど店頭で販売する1部売り定価(消費税込み、以下同)を120円から130円に改定すると発表した。

 

 社告によると、1部売りの店頭価格は2010年4月以来、9年余り据え置いてきた。「これまでも人件費や印刷・配送などにかかわるコストの削減に努めてきたが、輸送コストの上昇もあり、このたび店頭販売のみ定価引き上げをお願いすることになった」としている。

 

 月ぎめ購読料(3189円)は据え置く。また、電子版は併読コース購読料(500円)も含めて、すべて変更はない。「今後も地域に密着した多くのニュースを届けるとともに、紙面の充実を図るので、事情をご理解いただき、引き続きご愛読を」と読者に理解を求めている。