神奈川新聞社は9月4日、10月1日から駅売店、コンビニエンスストアなど店頭で販売する1部売り定価(消費税込み、以下同)を120円から130円に改定すると発表した。
社告によると、1部売りの店頭価格は2010年4月以来、9年余り据え置いてきた。「これまでも人件費や印刷・配送などにかかわるコストの削減に努めてきたが、輸送コストの上昇もあり、このたび店頭販売のみ定価引き上げをお願いすることになった」としている。
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