講談社は10月24日、来春、東京・豊島区池袋に「LIVEエンターテインメントビル」を開設し、本格的なライブ事業に参入すると発表した。
池袋駅東口サンシャイン60通りの中央部に位置する旧シネマサンシャイン池袋を活用した施設で、パートナー企業と連携してLIVEエンターテインメントコンテンツを日本全国、世界に発信する拠点として開業を目指す。
施設は事業展開面積約850坪、地下2階から地上9階(1~3階除く)までを使い、テーマ演出したビル全体にシアターやライブスペースなど4つのホールと物販エリア、コラボカフェなどで構成。様々なジャンルのLIVEエンターテインメントコンテンツを展開する。施設の名称は未定。
漫画・小説・アニメ・ゲームなどファンタジー世界をリアルに体験できるほか、新たなアーティスト、役者、声優、ユーチューバーなどを発信する空間とする。
開設予定の池袋エリアは、豊島区が推進する「国際アート・カルチャー都市構想」のもと、劇場、映画館などの文化施設や漫画・アニメといったサブカルチャー、ジャンルを超えた文化が共存する新文化都市へと進化しており、大型商業施設の開発等により賑わいと街の回遊性が期待されている。
所在地=東京都豊島区東池袋1―14―3