第7回「中国上海児童図書展」、11月15日から17日まで開催

2019年11月5日

昨年開かれた「中国上海国際児童図書展」の模様

 アジアで唯一の児童書専門の国際ブックフェア第7回「中国上海国際児童図書展」(CCBF:China ShanghaiI n t e r n a t i o n a lChildren Book Fear)が、11月15日から17日まで、中国の上海万博エキシビション&コンベンションセンターで開催される。CCBFのメディア・パートナーを務める文化通信社では、視察ツアーを実施する。

 

 同展では、版権取引だけでなく世界40カ国から招かれた専門家による講演会やカンファレンス、絵本の原画展示会などが行われる。2万5000㎡の展示会場に世界25カ国から400を超える出版社が出展を予定。

 

 日本からは福音館書店、ワンストローク、トーハンが出店。ポプラ社の中国法人である北京蒲蒲蘭文化発展有限公司は、第1回から7年連続での出店となる。

 

 会場は版権取引などを行う専門区域以外は一般にも開放。昨年の3万3769人を上回る集客が見込まれる。運営は、世界最大の児童書展示会であるボローニャ国際ブックフェアを主宰するボローニャ・フェア・グループ(BolognaFiere)協力で、政府機関である上海新聞出版局とChina EducationPublishing & MediaGroup Ltd. とChinaUniversal Press &Publication Co., Ltdが行う。

 

 近年は、特にアジア圏の優れた児童文学の発掘、紹介に力を入れるなど規模や内容ともに、ボローニャ国際児童書ブックフェアに次ぐ国際的に重要な展示会へと成長している。