ビジネス書の要約サイトを運営する、メディアドゥグループのフライヤーは、このほどグロービス経営大学院との共同主催で実施している「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」のエントリーを開始した。
同グランプリは、「読者=ビジネスパーソンこそがコンテンツを評価する人であるべき」という考えのもと、2016年にスタートし、今回で5回目を迎える。
今回はイノベーション、マネジメント、政治・経済、リベラルアーツ、自己啓発、ビジネス実務の6分野を設け、出版社は各部門ごとにエントリーする。対象書籍は2018年12月から19年11月までに国内で刊行された書籍で、1社5作品までエントリーが可能。1作品で複数部門へのエントリーは不可で、エントリー料は1点につき1万円(税込)。
また出版社からのエントリー作品に、主催、及び協力会社が選書した作品を追加し、最終的なノミネート作品を決める。なおエントリーの応募締切は12月6日までとしている。
投票については、特設サイトにて読者1人が1部門につき3票(ひとつの書籍に複数票を投票することはできません)を投票し、選んだ中から1作品をグランプリ候補として投票。20年2月18日に授賞式の際に、グランプリ、及び各部門賞を発表する予定だ。
昨年は約1000店舗でフェアを実施。店頭で同グランプリの統一オビを使用して展開するなど、回を重ねるごとに規模を拡大している。なお昨年は、政治・経済部門賞に輝いた『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(東洋経済新報社)がグランプリを獲得している。