凸版印刷は11月28日、店舗における来店客の行動や特性にあわせて広告を自動最適化するAIカメラを活用した自動販促プラットフォームを開発し、凸版印刷内の売店で実証実験を実施していると発表した。
AIカメラ技術を活用し性別や年齢などの属性情報でユーザーを識別し、来店者が店舗内だ立ち寄った売り場になどの回遊状況から行動特性を分析し、最適な商品広告をデジタルデバイスへリアルタイムに配信することが可能。AIカメラを活用したサービス技術を持つAWLをパートナーとし、凸版印刷のCRM技術およびデジタルサイネージなどの店頭表現デバイスを組み合わせた。
今後は商品訴求により来店者の態度変容を起こせたかどうかの検証も自動で行う機能を実装予定。店舗スタッフのオペレーション負荷を減らしながら、来店者への販売促進を提供するためのサービスとして提供する予定。
実証実験は今年10月から凸版印刷内売店で、凸版印刷従業員を対象に店頭出口アンケート調査を実施している。
凸版印刷は、このプラットフォームを活用した新規サービスの第1弾を2020年1月から提供開始する予定。