朝日新聞社と出版各社が 新サイト「じんぶん堂」開設

2019年11月29日

 朝日新聞社は11月26日、同社と出版各社が共同で運営する人文書を紹介するウェブサイト「じんぶん堂」(https://book.asahi.com/jinbun)をオープンした。同日開かれた「朝日新聞社 出版懇親の夕べ」でも、渡辺雅隆社長がサイトの開設について紹介した。

 

 朝日新聞社が、発起人である晶文社、筑摩書房、白水社、平凡社とともに、人文書の魅力をより広い層の人たちに伝えるプロジェクトを始めた。その一環として、本に特化した朝日新聞社のバーティカルメディア「好書好日」内に、人文書の特設サイト「じんぶん堂」をオープンした。

 

 発起人の各社をはじめ、会員の出版社、書店などが、人文書の魅力を伝える記事を配信していく。また、運営委員会メンバーで構成する「じんぶん堂企画室」によるオリジナル記事も発信する。今後は、イベントや書店フェアなども展開し、このプロジェクトを大きな広場に育てていく予定。「さらに多くの出版社にも参加を呼びかけていく」としている。