文化通信社 「サイボウズ式ブックス」プロジェクトリーダー・大槻氏によるセミナーを開催

2019年12月18日

セミナーには出版関係者約60人が参加した

 

 文化通信社は12月6日、第17回文化通信フォーラム「サイボウズが出版事業に見出した可能性」をサイボウズ東京オフィス(東京・中央区)で開催した。このほど、ライツ社と提携し、新レーベル「サイボウズ式ブックス」を立ち上げたサイボウズ・コーポレートブランディング部長の大槻幸夫氏が講師として登壇し、出版社や取次会社など出版業界の関係者約60人が参加した。


 当日はセミナー開始前にサイボウズ社内の見学会も実施し、約40人が参加。普段は見ることが出来ないオフィスや、公園をイメージしたロビーなどを見学し、参加者からさまざまな質問が寄せられ、好評を博した。


 セミナーの冒頭、大槻氏は創業から現在に至るまでの経緯を話したうえで、同社が取り組んできた働き方改革や人事制度、評価体系の刷新などについて具体的に説明。「チームワークあふれる社会をつくる」という企業理念を、いかにして実現しようとしているのかが語られた。


 後半はライツ社・代表取締役社長兼編集長の大塚啓志郎氏が登壇し、大槻氏とのトークセッションも実施。「サイボウズ式ブックス」設立の経緯や同レーベルのコンセプト、今後の展望などについて明かされ、参加者から多くの質問が飛び交い、盛況を見せた。