日本出版販売は1月23日、「こどもプログラミング本大賞2020」のエントリー作品を発表した。プログラミング本を出版している出版社からのエントリーにより、71点の作品がそろった。2月中旬に投票会を実施し、5月中旬に大賞を発表する。
「こどもプログラミング本大賞」は、こども向けの優れたプログラミング本の認知拡大を図るべく、投票によって「こどもたちにおすすめしたいプログラミングの本」を決める企画。昨年19年に創設され、今回が2回目の開催となる。
20年度からのプログラミング教育必修化を見据え、こども向けのプログラミング本の刊行点数が増加する中、「保護者や教員の判断の助けになる選書の実施と、プログラミング本市場の一層の活性化を目指す」としている。
選考部門は「絵本・読み物部門」「操作マニュアル部門」「保護者・教員向け部門」――。大賞は「絵本・読み物部門」「操作マニュアル部門」から選出する。大賞1作品、部門入賞各3作品を選ぶ。5月中旬に発表し、その後全国の書店でフェア展開する。