光文社、古典新訳文庫5作品を期間限定無料公開

2020年3月24日

無料公開する5作品

 

 光文社は3月23日、新型コロナウイルス感染拡大により学校の休校や施設の閉鎖が続き自宅等で過ごす学生も多いことから、「光文社古典新訳文庫」で中高生に人気の『ナルニア国物語』など5作品を、自社の読書情報サイト「本がすき。」で無料公開した。公開期間は同日から4月5日まで。

 


 無料公開作品は『読書について』(ショーペンハウアー、本体743円)、『初恋』(トゥルゲーネフ、本体520円)、『デーミアン』(ヘルマン・ヘッセ、本体720円)、『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』(O・ヘンリー、本体720円)、『魔術師のおい ナルニア国物語1』(C・S・ルイス、本体680円)。

 

 古典新訳文庫の中町俊伸編集長は「イベントや公演、スポーツなどの大会中止が相次ぐなど、明るい話題が少ないですが、逆に時間が十分あると発想をかえてみてはどうでしょう。ゆっくり、じっくり本を読む。古典作品だからこそ楽しめる読書なんじゃないかなと思います」とのコメントを発表した。