首都圏の地域版広告扱う新会社「読売パレット」、読売東京本社が設立

2020年3月26日

 読売新聞東京本社は首都圏の地域版広告を一手に扱う新会社「株式会社 読売Palette(パレット)」を設立した。4月1日から営業を始める。

 

 読売新聞社のグループ会社「読売エージェンシー」の100%子会社。本社は東京都千代田区富士見二丁目、神奈川県と埼玉県に営業所を設ける。読売新聞東京本社の三谷賢也広告局次長が代表取締役社長に就任する。

 

 これまで読売新聞の首都圏の広告は、読売エージェンシーが都内版、読広エリア・アドが神奈川県版といったように、地域版ごとに扱う社が分かれていた。

 

 新会社の読売パレットには、読売エージェンシー、埼玉広告社、読広エリア・アド、読売アドセンターから1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の地域版広告の取り扱いや窓口の業務が移管される。

 

 首都圏全域を扱うことで、都内版と多摩版を合わせた都内全域や1都3県全域といった、県・地域をまたいだ広告展開が可能になり、新たな広告需要の掘り起こしに期待がかかる。

 

 また、読売エージェンシーなどと連携し、首都圏以外の地域を加えた広域でのクロスエリアセールスの中核を担う。

 

 新聞広告のほか、デジタル広告やイベントなどの企画・運営も推進し、広告主の多様なニーズに対応する。

 

新会社のロゴマーク