朝日新聞販売所スタッフが新型コロナ感染、大阪堺市で

2020年3月30日

 朝日新聞社は3月29日、朝日新聞サービスアンカー東堺(ASA東堺、大阪府堺市北区)のアルバイト従業員の男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は朝刊の配達を担当しており、販売所を24日に消毒した。30日から閉鎖のうえ、改めて消毒する。配達は当面、別の販売所が担う。


 発表によると、24日に男性の同居している親族が感染していることが判明。男性には症状がなかったが、念のため自宅待機とし、以降出勤していなかった。また、24日に店舗を消毒した。


 27日、男性が発熱したため、医療機関を受診。28日にPCR検査を受け、29日に感染が確認された。男性は30日に入院する予定という。

 

 ASA東堺は30日から閉鎖し、近隣店から配達する。配達業務はASA東堺以外の人間が担当する。ASA東堺はもう一度、店舗の消毒をする。


 また、保健所に確認したところ、ASA東堺に勤務する従業員、アルバイトスタッフの中には濃厚接触者はいないとのことだった。念のため、従業員、アルバイトスタッフ全員を自宅待機させ、全員の健康状態を確認したうえで、通常業務に戻る予定としている。