日本実業出版社 農業博士が教えるアイデアの育て方『思考の枠を超える』

2020年4月6日

□四六判/256㌻/本体1500円

 

 日本実業出版社は3月18日取次搬入で、篠原信『思考の枠を超える』を刊行した。著者の篠原氏は、不可能とされていた新技術を開発した農業研究者。イノベーティブな技術開発を成功させて注目を集め、『自分の頭で考えて動く部下の育て方』(文響社刊)、『子どもの地頭とやる気が育つ面白い方法』(朝日新聞出版刊)などを刊行し、著者としても活躍している。

 

 同書では、思い込みが強い「不器用者」が囚われている「思考の枠=思枠」をずらして、柔軟な発想で課題解決の方法がひらめく「アイデアマン」になるための思考法が解説されている。

 

 発売後の反響も好調で、同社は4月からジュンク堂池袋本店でのサイネージ広告掲出を予定しているほか、POPやパネルなどの販促資材も用意し、書店店頭での展開を促進。担当編集者は「期待の著者の『俺流クリティカルシンキング』!ベストセラーになりうる会心の一作」と意気込みを語り、全国書店での展開を呼びかけている。

【野中琢規】