ＴＲＣが発表した緊急事態宣言下の対応（４月８日）
図書館流通センター（ＴＲＣ）は４月８日、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い政府が発令した「緊急事態宣言」を踏まえ、４月７日から５月６ 日までの期間中、全社的に原則在宅勤務を実施すると発表した。
同社は感染拡大防止と安全配慮義務を最優先事項とし、可能な限り必要な業務を継続していく方針。電話やＦＡＸでの問い合わせには引き続き応対するとしつつも、具体的な対応については大幅な遅延が見込まれると理解を求めている。
選書資料「週刊新刊全点案内」 業務大幅に縮小も継続
図書館専用のデータベース「ＴＲＣ ＭＡＲＣ」および、選書資料「週刊新刊全点案内」（毎週火曜日発行）の作成・提供については緊急事態宣言実施期間中、業務を大幅に縮小する。ただし、取次会社からの見本納品が継続する限りにおいては継続する方針を示している。
発注などの業務をサポートする図書館専用ウェブシステム「ＴＯＯＬｉ（ツール アイ）」、学校図書館専用ウェブシステム「ＴＯＯＬｉ－Ｓ」 による注文は通常通り受け付ける。
ただし、出荷については、同社の在庫商品および取次会社からの納品が可能な限りにおいて継続とする。緊急事態宣言実施期間中および解除後、しばらくは遅延の発生が見込まれ、遅れの状況やスケジュール等については、その都度連絡を行うとしている。