マガジンハウスは4月10日、本社ビル(東京都中央区)に勤務する社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染した社員は4月5日に発熱、6日から出社を控えていたが、その後医療機関を受診し、9日に新型コロナウイルスに感染していると診断された。
文化通信社の取材に対し、同社は4月10日現在において、「すべての雑誌・定期刊行物で刊行・発売日の変更は予定していない」と回答した。同社は女性週刊誌『anan (アンアン)』、ファッション誌『GINNZA』、ポップカルチャー誌『BRUTUS(ブルータス)』などの雑誌を刊行している。
同社は今後、所轄保健所の指示・指導に従い、社員ならびに関係者の安全を最優先に考え、可能な部署については在宅勤務を実施。感染拡大を防ぐために必要な措置を行っていくとしている。
【鷲尾昴】