Googleは新型コロナウイルスの影響を受けるメディア企業を対象にした経営支援プログラム「ジャーナリズム緊急救援基金」を発表した。(https://newsinitiative.withgoogle.com/intl/ja/journalism-emergency-relief-fund/)
メディア企業のデジタル改革支援プログラム「Google News Initiative」の一環として開設したもので、①日本を含む地域で活動する報道機関である②デジタルを用いた活動をしている③2人以上100人までのフルタイム雇用の記者・ジャーナリストが働く──などが支援の基本条件となる。
100人以上の記者を雇用する組織でも申込は可能。デジタルメディア、ラジオ、テレビも含まれるが、ライフスタイルやスポーツ、企業間取引が対象の中心である報道機関は対象に含まれない。
支援基金の金額は組織の規模や地域によって異なるが、数千ドル(米ドルもしくはユーロ)前半から、比較的規模の大きい編集局向けの数万ドル前半まで。
4月15日から受付を開始しており、締め切りは4月29日(太平洋標準時間)。問い合わせはjerfund@google.comで。
4月20日12時から、日本のメディア向けのオンライン説明会を以下のURLで行う。(https://www.youtube.com/watch?v=UwRaROIIUDQ&feature=emb_title)
【堀鉄彦】