PRコンサルティングサービスを提供する㈱井之上パブリックリレーションズ(井之上PR)は、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、危機管理広報の視点から企業や組織による関連情報発信および情報収集についての基本的な考え方や手順をまとめた「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」を作成し、企業や組織の広報担当者向けに無償で提供いている。
マニュアルでは、「信頼できる正確な情報」をどうつかむか、新型コロナウイルスに対する基本的な広報対応、企業を守る3つのキーワード、対外的な広報活動、対内的な広報活動(エンプロイー・リレーションズ)、従業員に感染者が発生した際の広報における具体的方策などを示している。
作成にあたっては、リスクマネジメント/リスクコミュニケーションの第一人者である社会情報大学院大学・白井邦芳教授の監修を受けた。
マニュアル提供にあたり、井之上PRの鈴木孝徳代表取締役社長は、「当社はこれまでにも、東日本大震災後に地方自治体などに向けた『公的機関向けツイッター活用マニュアル』の無償提供、『風評被害対策の正しい情報発信方法』への無料相談など、パブリック・リレーションズの視点から危機管理広報における最適なコミュニケーションに向けた支援を行ってきた。本マニュアルが、新型コロナウイルス対応で奮闘されている広報担当の皆さまのお役に立ち、正確な情報を元にした適切なコミュニケーションが全国に広がる一助となれば幸い」とのコメントを発表している。