毎日新聞社は6月1日、大相撲の幕内優勝力士に贈られる優勝額のミニチュア版(大相撲優勝ミニチュア写真額)を販売する通信販売サイト「大相撲まいにち部屋」(https://www.mainichi-sumo.com/)を開設した。1951(昭和26)年から2020(令和2)年1月場所まで、全380枚のミニチュア写真額を一挙公開。好きな力士の優勝ミニチュア写真額を、手軽に買うことができる。
大相撲優勝ミニチュア写真額は、両国国技館に掲揚されている幕内優勝力士の「大相撲優勝額」を縮小した毎日新聞社のオリジナル商品。
国技館での優勝額掲額は、毎日新聞社の事業として1909(明治42)年に始まった。戦争で一時中断したが、1951(昭和26)年に再開。当時は白黒写真を3枚貼り合わせた上に、油絵の具で色をつける色彩写真と呼ばれるものだったが、2014(平成26)年1月場所から、富士フイルムの技術協力で、カラー写真となった。
毎日新聞社は、現存する380枚のフィルムを使用し、大鵬、北の湖、千代の富士から20年1月場所までの大相撲優勝ミニチュア額として商品化。力士の貴重な写真をアクリル板で保護し、木製枠に入れて届ける。大相撲優勝ミニ額の概要は次の通り。
▽サイズ=縦32㌢、横23㌢、厚さ15㌢
▽素材=木、アクリル等
▽価格=2014年1月場所以降/1額9800円、2010年1月場所~13年11月場所/同1万3000円、1967年3月場所~2009年11月場所/同1万6500円、1967年1月場所以前/同2万500円(いずれも税・送料込み)