日本新聞協会販売委員会は6月26日、販売所従業員が配達中、マスクを外す場合があることに理解を求める読者へのメッセージを出した。
夏季は熱中症の危険性が高まることから、国の指針に沿い「周囲に人がいない場合などにマスクを外すことがある」としている。店内作業や訪問集金の際はマスクを着用し、読者の安心と安全に配慮すると訴えた。
メッセージ全文は次の通り。
全国の新聞販売所は、新型コロナウイルス感染症の予防対策に努めており、感染防止の3つの基本である①身体的距離の確保②マスクの着用③手洗い――や、3密(密集、密接、密閉)を避ける等の対策を徹底しています。
一方で、これから夏を迎え、気温・湿度が上昇することから、熱中症リスクが高まることが懸念されています。
このため、環境省・厚生労働省が5月26日に示した「熱中症予防行動の留意点」に基づき、新聞配達員は屋外で周囲に人がいない場合などにマスクを外すことがあります。
一方、新聞販売所内での作業や新聞購読料の訪問集金時など、周囲と十分な距離が保てない場合は、引き続きマスクを着用します。
新聞配達員は読者の安心と安全に配慮したうえで、これからも新聞を届けてまいります。ご理解・ご協力をお願いいたします。