日本実業出版社は6月19日、小林照子氏の新刊『なりたいようになりなさい』の刊行を記念したトークイベント「こんな時代だからこそやりたいことをやって食べていくこと」を、オンライン配信で開催した。
著者の小林氏は、85歳の現役美容家として活躍する一方で、メイクアップの専門学校や、現場力を持った女性リーダーを育成する私塾などで教育にも注力している。執筆活動も手がけ、これまでに『美容の極意』(扶桑社刊)や『仕事も恋もメイクで変わる』(大和出版刊)など、多数の著書がある。
6月4日に刊行された新刊『なりたいようになりなさい』は、アフターコロナの時代に向け、働き方からライフスタイルまで“自分らしく”生きるための大事なものの選択の方法が描かれている1冊。
ゲストは彫刻家の田島享央己氏
同イベントのゲストには、「ちくわの彫刻」や「動物のピエタ」など、独自の世界観で評価を集めている彫刻家の田島享央己氏が登場。小林氏が田島氏の彫刻作品に惚れ込み、弟子入りしてから10年来の親交をもつ縁から、今回の対談にも参加したという。
小林氏は、これまで多くの人を見てきた中で、田島氏が最も大きな成長を見せてくれた人物であると語り、田島氏も小林氏から影響を受けた言葉として、どんな困難も試練として受け止める「絶対受け身」などの考え方を紹介した。
トークイベントの収録、配信は東京・世田谷区の「本屋B&B」で行われ、参加者は全員オンライン上でイベントを視聴。配信ページのチャットには多くのコメントや質問が寄せられ、小林氏たちがリアルタイムで応答するなどし、配信イベントは賑わいを見せた。
【野中琢規】