発送・印刷会社の東伸社は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレワークの導入が急増し、新聞の電子版の需要が高まっているとして、同社が提供する電子版配信システム「newSpeed」(ニュースピード)の導入を、新聞各社に呼びかけている。
同社の電子版配信システムを使うと、新聞購読者はアプリで紙面を簡単に閲覧できる。拡大表示、バックナンバー閲覧、記事検索機能なども付いている。
導入する新聞社側にも、「記事配信予約機能」「購読期間管理機能」のほか、WEBブラウザで場所を選ばず管理画面の操作ができる「WEBブラウザ管理機能」などの便利な機能がある。基本料金は月額1万8000円から。PDFデータのサンプルを、2週間試験配信することもできる。
なお、現在、電子版の利用実績は50社60紙となっている。問い合わせは同社IT事業所、電話03(5638)7210まで。
【清水誠】