「図書館マルシェ」ロゴ
ポプラ社は７月17日と23日に、ビデオ会議システム「Zoom」のウェビナー上で、学校司書・図書館員向けのオンライン選書イベントを開催した。
新型コロナウイルスの影響で新刊展示会などのイベント中止も相次ぐ中、学校司書、図書館担当者に向けた、初のオンラインイベントとして企画。イベントでは、17日のみ「日販図書館選書センター」渡邊真嗣センター長による2020年の学校図書館向け書籍の紹介と、選書の際に押さえておきたいポイントの講演があった。
社員が新刊情報を紹介
両日ともに、各担当編集者による同社の新刊説明をはじめ、ポプラ社全国学校図書館POPコンテストアドバイザー・内田剛氏によるPOP制作講座が実施。また、小学校、高等学校などの全国各地の学校司書がオンラインで集まった座談会では、コロナ禍における図書館運営の情報交換などが行われた。
Zoomウェビナー機能を活用
配信中はZoomウェビナーを活用し、「Q&A」機能に寄せられた質問をパネリストらがリアルタイムで回答したほか、「投票」機能を用いたアンケート収集を実施。参加者からの感想なども「チャット」に多数寄せられた。
YouTube公開されたCM動画
17日は約300人、23日には約380人が視聴参加。同社担当者は「無料オンラインセミナーの事前申し込みからの参加率が5割程度と言われる中で、両日ともに8割近い参加率を達成していて、皆さんの関心の高さを感じる」と話していた。
次回の開催は8月28日、29日を予定。「図書館マルシェ」の情報は、同社「図書館・学校の方へ」ページへ随時更新される。