日販協近畿・京都市支部が献血活動 コロナ対策も万全で

2020年8月7日

世話役の橋本支部長(中央)、福井前支部長(左)と山岡晶副支部長(京都)

 

 日本新聞販売協会近畿地区本部・京都市支部(橋本英雄支部長・毎日)の「日本赤十字社の献血に協力するキャンペーン」が7月21日、JR二条駅前で行われた。

 

 コロナ禍の影響で、今年は2月の大阪府北部支部のキャンペーンを最後にすべて中止となっていた。しかし、緊急事態宣言解除後、日赤から「ストック分が底をつきかけている」と協力への強い要望があり、実施を決めた。各店舗で献血協力のチラシを貼り出し、現地会、各専売会などでも呼びかけた。

 

 会場では透明シールドを張り、手指消毒や検温など感染防止対策を施し、福井耕三前支部長(読売)らも率先して献血に協力。橋本支部長は「少しでも血液が集まればとの思いで実施を決めた。新聞業界のイメージアップや、献血活動の前進につながれば開催した意義はある」と語った。

 

 また、京都府日本赤十字血液センターの森直樹係長は、「コロナ禍による大学や事業所の閉鎖で、採血量は計画を1割以上下回っている。ニュースなどで一時的に協力者が増えたが、現在は採血・供給量のバランスが崩れてきた。このタイミングでの協力は本当にありがたい」と謝意を示していた。

 

 近畿本部からは髙橋宗浩副本部長(京都)、堀部一正専務理事(事業担当委員長・朝日)ほか役員らが立ち替わり顔を出し、激励した。

 

 当日の受付数は53人、採血数は47人だった。