LINEは8月12日、同社が運営するスマートフォン向けニュースサービス「LINE NEWS」が7月にサービス開始から7周年を迎え、月間利用者数7500万人、月間175億PVを突破したことを発表した。
スマートフォン時代の新しいニュースの形を追求する「LINE NEWS」は、2013年7月にLINE初のメディアサービスとして提供を開始。LINE公式アカウントを通じたダイジェスト形式のニュース配信や、LINE公式アカウントを使ったニュース配信機能を外部メディアに開放した「LINEアカウントメディア プラットフォーム」など多様なサービスによるニュース配信をしている。
同社によると、「LINE NEWS」のユーザーは、男性47・17%、女性52・83%と男女比はほぼ同率。年代は20代から50代がボリュームゾーンとなり、居住地は全国の人口分布比率におおむね近しく、「年齢や地域による利用率の偏りなく、幅広いユーザーに利用してもらっている」としている。
閲覧が多い時間帯は12時、20時~22時で、昼休みや帰宅時の合間に利用されていることがうかがえる。
また、「LINEアカウントメディア プラットフォーム」は、参画メディアがLINE公式アカウントを開設し、フォローしたユーザーに対して媒体独自の視点でニュース・情報をダイジェスト形式でプッシュ配信できるニュースプラットフォーム。
15年12月にサービスをスタートして以降、全国紙や地方紙、通信社のほか、ファッション誌、ライフスタイル誌、ビジネス誌、人気WEBサイトなど、340を超えるメディアが参画している。全メディアの累計購読者数(友だち登録数)は、2億人を突破している。
LINEアカウントメディアは、LINEのトークへのプッシュ配信で、速報性の高い情報をユーザーに届けられる点が大きな特長。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出された4月には、速報を含む号外が1209通配信され、配信後30分以内に46・9%、1時間以内に62・2%、2時間以内に78%のユーザーに開封されている。