産経新聞社が主催し衣類のリユースでパラスポーツを応援する「ふくのわプロジェクト」(オフィシャルパートナー=富士紡ホールディングス、後援=フジサンケイグループなど)はこのほど、衣類を寄付するのに便利な宅配キット「おうちでふくのわ」を発売した。
「ふくのわプロジェクト」は、家庭に眠る衣類を寄付してもらい、売却。その収益金で、パラスポーツを応援する産経新聞社のプロジェクト。
2016年春にスタートし、これまでに約280トンの衣類をリユース。収益金約560万円を、パラスポーツの競技団体等に寄付。寄付金は、世界選手権の日本代表選手団のユニフォーム作成費などに活用されている。
新型コロナ禍で、多くの自治体が衣類回収を停止しているなか、衣類の寄付量は増えているという。
宅配キットには、宅配便(ヤマト運輸)の160サイズ相当の寄付袋と、宅配便の伝票、送り方の説明書などが入っており、価格は税込みで2000円。手元にキットが届くまでの送料と、衣類の提携先倉庫までの送料も含まれ、沖縄県を除く国内各地で利用可能。
寄付袋のデザインには、産経新聞厚生文化事業団が運営する障害者施設の利用者による絵画作品を採用。キットの製作は、東京・渋谷区内の福祉作業所に委託している。購入は産経iDサイトから。クレジットカード決済のみ。