創業42周年を迎えた八重洲ブックセンターは9月18~30日までの13日間、全店舗で「八重洲ブックセンター創業祭」を開催している。創業祭コンセプトは「NEWS 読者と書店の新たな向き合い方を提案する」。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、「リアル」と「オンライン」を組み合わせた新しい創業祭のカタチにチャレンジし、在宅でも「本」との出会いを楽しむ場を提供。オンラインイベントも合わせて実施した。
トークイベントを有料配信 将来的には書籍購入との連動も
創業祭期間中に本店で行われたトークイベントの模様は、今までの会場参加型に加え、動画配信サービス「miyocca」を利用し、有料で配信している。将来的にはe-hon書籍購入と動画視聴の連動も視野に入れているという。
▼有料配信しているトークイベント動画
▽『海が見える家』『海が見える家 それから』 大ヒット記念 はらだみずきさんトークショー
▽有名ライター3名が語る!「取材はこんなに楽しい!?」(出演:春日太一、高橋ユキ、村瀬秀信)
▽北原尚彦さん×浜本茂さんトークショー『絶景本棚の魅力 他人の本棚を覗き見するのは楽しい!』
「八重洲本大賞」ノミネート10作品発表、投票は9月30日まで
9月18日には第3回「八重洲本大賞」ノミネート10作品を発表した。第3回八重洲本大賞テーマは「NEW LIFE 新しい日常」。八重洲本大賞ノミネート10作品は、出版社と八重洲ブックセンタースタッフで選んだ。創業祭開催期間の9月30日まで、店頭投票とSNS投票を受け付けている。
店頭投票は八重洲ブックセンター各店に設置された展開コーナー備え付けの投票用紙で投票できる。SNS投票は「#八重洲ブックセンター」「#第3回八重洲本大賞」「#ノミネート作品タイトル」をつけて、Twitterに投稿する。大賞作品は10月23日に発表し、贈呈式は11月27日に行う。
八重洲ブックセンター創業祭2020のイベント概要、八重洲本大賞ノミネート10作品は次の通り。
【八重洲ブックセンター創業祭2020】
〈オンラインとの融合〉
①期間中に本店で行われたトークイベントを有料配信
▽『海が見える家』『海が見える家 それから』(小学館文庫) 大ヒット記念はらだみずきさんトークショー
▽有名ライター3名が語る!「取材はこんなに楽しい!?」(出演:春日太一、高橋ユキ、村瀬秀信)
▽北原尚彦さん×浜本茂さんトークショー『絶景本棚の魅力 他人の本棚を覗き見するのは楽しい!』
②『絶景本棚2』(本の雑誌社)と連携
自宅の本棚の画像・動画を創業祭期間内(9月18~30日)に#YBC絶景本棚をつけて、Twitterに投稿すると抽選で10人に、本のエキスパート集団 「本の雑誌社」が1万円相当の選書リストの提案する。
③第3回八重洲本大賞ノミネート10作品を動画配信で発表
店頭投票・SNS投票を9月18~30日まで実施中。10月23日に大賞を発表する。
〈八重洲ブックセンターオリジナル企画〉
①旅と本をめぐる城山三郎の名エッセイ『この命、何をあくせく』(講談社文庫)を八重洲ブックセンター限定で復刊。各店で販売。
②『海が見える家』『海が見える家それから』(はらだみずき著/小学館文庫)が八重洲ブックセンター年間文庫売上第一位を獲得。オリジナル帯付きで展開。
③公式キャラクター「やえちゃん」限定文庫カバーを期間限定で配布中。やえちゃんトートバッグの新デザイン(ブラック)も新発売。
④ブックタワーディスプレイ展示全店この他にも『絶景本棚』パネル展、『世界の夢の本屋さん』パネル展、ノンフィクション作家・高野秀行さんセレクトによるフェア、中公文庫在庫僅少本フェアなど、リアルイベントも多数展開。
▽ブックタワーディスプレイ▽