日本新聞協会と日本民間放送連盟は新聞週間中の10月20日、18時からシンポジウム「新型コロナ禍の医療の実情と報道の役割――差別・偏見をどう防ぐか」を一般向けにオンラインで開催する。参加費は無料。
専門家からコロナの感染動向をめぐる現状や見通し、感染防止のための留意点などとともに、医療現場の厳しい実情について紹介してもらう。そのうえで、報道側から感染者や医療従事者らへの差別・偏見を防ぐための報道姿勢や取り組みを伝える。さらに、メディアと専門家の意見交換を通じて、報道に求められることを考える。
コーディネーターは新聞協会編集委員会・砂間裕之代表幹事(毎日東京)。パネリストは同・今野俊宏副代表幹事(河北)、民放連報道問題特別部会・小林暢慎幹事(日本テレビ)、東北大学大学院・押谷仁医学系研究科微生物分野教授、国立国際医療研究センター・大曲貴夫国際感染症センター長、国立病院機構・長谷川好規名古屋医療センター院長が務める。