10月15日から第73回「新聞週間」が始まった。今年の代表標語は「危機のとき 確かな情報 頼れる新聞」――。これをメーンコピーに据えたPRポスターが、新聞社や新聞販売所などに掲示されている。
毎年、新聞週間の期間中は関連行事が目白押しだったが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止になったイベントも多い。
「新聞広告の日」記念式典は10月20日、東京・千代田区の帝国ホテルで開く。新聞週間のメーンイベントである第73回「新聞大会」は、東京五輪・パラリンピックの開催が予定されていたことから、当初から日程をずらして11月26日に神戸市で開かれることになっている。
新聞大会は神戸市のポートピアホールで開かれる。大会式典は11時から、地元社代表あいさつ、会長あいさつ、大会決議採択に続き、「新聞協会賞」「新聞技術賞」「新聞経営賞」の授賞式を行う。14時から記念講演で、元大リーガーのイチロー氏が登壇予定。15時15分から研究座談会「コロナ禍と新聞編集、新聞経営上の課題」(仮題)を行う。
新聞協会・山口寿一会長(読売)がコーディネーターを務め、産経新聞社・飯塚浩彦社長、新潟日報社・小田敏三社長、神戸新聞社・高梨柳太郎社長、西日本新聞社・柴田建哉社長がパネリストとして登壇する。終了後の懇親パーティーは開かない。