日本広告業協会（JAAA）はこのほど、広告業界の次代を担う若手が新しいコミュニケーションのカタチを見出し、讃える「広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞（JAAA若手大賞）」の第８回の募集を始めた。JAAA会員社に所属する30歳以下の社員が応募できる。10月31日まで。
同賞は、広がるコミュニケーションビジネスの新たな可能性を提示し、広告業界活性化の一助とすることを目的に２０１３年に創設された。
対象のコミュニケーションは「人が動く仕掛け」が含まれていて、「課題があり、これを解決する」という構図とその「結果」が明確であること。必ずしも広告活動である必要はなく、応募した人が自ら関わっていない施策でも応募が可能。
審査基準は「イノベーティブ 先見性のある新しいアイデアがベースになっているか」「クリエイティブ クリエイティブな発想があるか」「ビジネスアイデア 次代のコミュニケーション事業の可能性を信じるか」「時代性 世の中の潮流を捉えているか」「課題解決力 ソリューションとして妥当な方法か」――。
JAAAでは、広告業界の次代を担う若手が、世の中を動かす素晴らしいアイデアに憧れたり嫉妬したりする「感性」や、広告業界の未来へ一石を投じる「新たな提言」を出し合える場となるよう、より良いコミュニケーション創出の一助になれるよう展開していきたいとしている。