朝日新聞社 「ギフトブック・キャンペーン」とタイアップ、11月1日に全面広告特集

2020年11月12日
朝日新聞広告_Nov.1のサムネイル

「贈る。誰よりも本を愛する人たちが選ぶ『大切なあの人に贈りたい本』16選」

 

 朝日新聞社は「本の日」11月1日の全国版朝刊18・19面に「ギフトブック・キャンペーン」とタイアップした全ページ広告特集「贈る。誰よりも本を愛する人たちが選ぶ『大切なあの人に贈りたい本』16選」と編集企画を掲載した。

 

 広告特集はギフトブック・キャンペーンの告知とともに、協賛した出版社16社が選んだ書籍を紹介。対向面の編集企画は、店頭とSNSで本の情報を発信する書店人として木村書店(八戸市)・及川晴香さん、明林堂書店南佐賀店(佐賀市)・本間悠さん、TSUTAYA中万々店・山中由貴さんの3人を紹介した。

 

 同社は7月にも書店に足を運ぶ人を増やそうという書店応援プロジェクト企画「MEET YOUR BOOK」を掲載。今回は「読書週間、『本の日』という書店が1年で最も力を入れる時期に、コロナの影響で店頭でのイベントなどができない。そんな中『ギフトブック・キャンペーン』を知り、書店支援のため一緒に盛り上げたいと企画した」と朝日新聞東京本社メディアビジネス局メディアビジネス第1部・矢野優子さん。

 

 出版社に参加を呼びかけたところ、「ギフトブック・キャンペーンに協力したいという出版社も多かった」と同部・三枝佑次氏は手応えを述べる。

 

 掲載後の読者モニター調査では、紙面を見た回答者の61・6%が今年初となる「ギフトブック・キャンペーン」を知らなかったと答えたが、64・1%は広告を見てキャンペーンを利用したいと答えたという。同社は10月31日付朝刊30面読書面にも「ギフトブック・キャンペーン」の紹介記事を掲載。三枝氏は「今回メディアビジネス局と編集局が協力して社として取り組めた。ギフトブック・キャンペーンとコラボして、書店に足を運ぶきっかけにできて良かった」と話している。