フォレスト出版 Voicy公式チャンネルを開設、新メディアで情報発信

2020年11月30日

公式チャンネル「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」

 

 フォレスト出版は11月16日、ボイスメディア「Voicy」に公式チャンネル「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」を開設し、同日から配信を開始した。

 

 同社はこれまでも、ビジネス書・実用書・自己啓発書などのジャンルで書籍を出版するとともに、著者によるセミナー開催や教材・オンライン講座の開発など、さまざまな媒体で、読者への情報発信を積極的に行ってきた。

 

 さらに新たな媒体で、情報発信をするために、同社は今年の4月から「note」の公式アカウントも開設し、同事業が軌道に乗った10月頭頃からVoicyの事業もスタート。Voicy担当者の迅速かつ的確な対応、助言のおかげもあり約1ヵ月半で、チャンネル開設が実現した。

 

 同社の社風である「1勝9敗でいいから、面白いことならまずはやってみよう!」の精神が事業の準備、運営に生きており、メンバー全員が前向きに、楽しみながら取り組んでいるという。

 

出版業界の盛り上げも図る

 

 自身が以前からVoicyのヘビーリスナーであり、企画の立ち上げから、番組の出演まで携わっている、同社編集部・森上功太編集長は「貴重な時間を使っていただいている中で、noteもVoicyも『1コンテンツあたり1つ以上の学びや気づきをお届けする』ことを基本方針にしている」と話す。

 

 旬のコンテンツ情報はもとより、本づくりの裏側や秘話、最新のビジネス情報など、リスナーにとって役立つ情報を発信する。そのうえで「社内の編集者やプロデューサー、著者に加え、さまざまな出版関係者をゲストに呼んで、出版業界の魅力を伝えることで、微力ながら出版業界を盛り上げていきたい」と、今後の意気込みを語る。

 

社内でスムーズに運営

 

 同事業は、編集部2人とデジタルメディア局4人で企画・運営。「フォレスト出版チャンネル」のパーソナリティは、デジタルメディア局・渡部洋平氏と今井佐和氏の2人。これまで、動画コンテンツのナビゲーターや、セミナーの司会進行などを行ってきた経験が、今回のパーソナリティ役にも生かされているという。

 

 Voicyはスマホ1台に専用アプリで収録から編集まで可能なため、普段は社内の会議室で収録。また、外部ゲストがいる場合は「Zoom」を用いている。月~金曜日の平日毎朝配信を基本としており、今後はさらに土日祝日でスペシャルゲストを招いた特別放送なども行う予定だ。

 

 「Voicy」は、株式会社Voicy (本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:緒方憲太郎)が運営するボイスメディアサービス。著名人による「声のブログ」や、メディア記事を音声で聴ける「メディアチャンネル」、企業発信の「社外報(オウンドメディア)」など300以上のチャンネルが配信する音声コンテンツを無料で聴くことが出来る。

 

 出版社のチャンネル開設は、文藝春秋編集部、ヒカルランドに続いてフォレスト出版が3社目。また、日本経済新聞社は、2019年1月から同社と業務提携しており、専用チャンネルも開設している。

 

◆「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」URL=https://voicy.jp/channel/1366